2015/07/06

ハイキュー!! 第164話 たかが1点


そうだこの1点は第2セットを獲る1点だったじゃないか!
すっかりツッキーに持って行かれてた。

計算高くじわじわと追い詰め、相手に絶え間ないプレッシャーを与え続けた先にやっと乱れた足並みにしっかりと狙いを定めた。
条件式を漏らさず挙げ使って導き出した1点の重みは正に100点にも値するわけだが。
いいねぇ、素直じゃないと見せかけて自分で組んだドミノは当然最後まで倒れるでしょ感満載なところが月島だよ。

溜めに溜めた1点の後でちょっと閑話休題ぽい回。
マジばっかになってる田中さんの気持ち分かるわー。
大地さん流石よく止めてくれた…飛びついてたらきっと大惨事、大きさをたまに忘れるよな旭さんって。

そして山口。
山口がサーブを決めた時、月島は平然とあるべくしてあった。
そして月島がブロックを決めた時、ついにやったと喜んだのが山口だった。
他のメンバーの喜びに混じるのが月島がやりおったというある意味予想の外側からの喜びであるなら、山口の喜びはやっと辿り着いたという歓喜であろう。
お互いを長い間、もしかしたら今烏野にいるどの間柄よりも長く見てきたのだ。
月島のバレーに対する、ひいては欲するものに向かって努力をするというそのことに対する意識の変遷にずっと寄り添ってきた山口にはどんなにか眩しい光景かつ来たるべき時であったか。
なんつー爽やかな笑顔!

そしてもう一人、ギャラリー席でもみあげさんの秘密も暴かれるほどに盛り上がった烏野勢の中で号泣する明光。
月島蛍の変遷をずっと見てきた上にストッパーをかける方向に向かったトリガーである彼にとって、自分の贈ったスポーツグラスをかけ仲間と共に戦う弟の姿は救いそのものだ。
自分がそうしたかった、というのは嘘じゃない。
とはいえ弟に見せる後ろ姿を意識しないわけがない。
ただ実直に自分の示せる誠意を尽くし続けた兄と、それをやっと受け入れた弟の姿だ。尊い…!


烏野はもはや飛べない烏ではない。
他校にも一目置かれる存在になった。
それが総力で奪った第2セット。
月島の策に見事にかかった白布は、その事実を真っ向から受け止める。
あれは単なるミスじゃない。相手に明らかにもぎ取られた1点だ。
この場所にいるべきプレーヤーとして、なすべきことを成せ。
ひたすらに冷静に研ぎ澄まされていく。

そして残酷にも白鳥沢の明らかなリードを示す第3セットのスコアボード。
あぁ、やだなあ。
助けてShimmer Tsukky!…だめかこやつ現実主義者だ。


ハイキュー総集編映画の前編みて、やっぱりいいなハイキューってと再確認したわけで。
パンフ、せっかく真面目なこと言おうとした影山さんに元気いっぱいかぶってくる日向の頭蓋骨に合掌。

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2015/06/29

ハイキュー!! 第163話 月の輪


ギャラリーの表情に一々同意だよ…!
そして日向を誇らしげにするイズミンとコージーの気持ちがよくわかる。
自分があの立場だったらあれ友達なんだって無茶苦茶自慢したくなる。

全部を認めているわけじゃない。
絶対の信頼を寄せているというのでももはやない。
影山と日向の攻撃は、当人たちにはあるべくしてある形なんだろうなーもう。
すでに何かを超越した熟練感というかレジェンド感があるけど、こやつらまだ先に進むんですかね?進むんですよね?


そしてですよ。
自宅で読んでいたらまたしてもローリングもしくは床に頭突きです。
煌々と光る満月というより皆既月食時のリングのように、精緻に計算した結果が見事にはまってぐるりと回った。

月島が、吼える。
何本かなんてさらっと言っていたくせに。

1本、たかが1本。
25点の中のたった1点。
それでも、最強の槍を挫いた瞬間に、コートの中の世界は確実に変化したのだ。

ちょっともう胸がいっぱいでね…


たった1点を奪うために月島は僅かな足場を積み上げ続けた。
たかが部活。懐かしい言葉だ。
たどり着いたその先を見通す力を勝ち取ったからこそそんな時間に耐えられた。

怖いわこの1年たち。まだ高1だわな。

ふー。今週もありがとうハイキュー。
ハイキュー祭には行けそうにない一般販売なんて無理だしと少々凹んでいたがそんなこと吹き飛んだわ。

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2015/06/22

ハイキュー!! 第162話 幾望


ちょっとどんだけ月島さん溜めるの…タイトルからしてもうバネがギリギリまで縮められているような緊迫感すら漂ってきた。

今回のハイキューで一番嬉しかったのは、月島がカッコ良く見えない方を凛として選んだところですよ。
カッコ悪いを気にしていたイコールカッコ良くありたいかというと違うかもしれないけれど、完璧ではないものを最善とした彼の変化に他ならない。

足掻け。
自分がそこにある価値を与えるのは自分自身だ。
欲しいものを掴むための道がそれであれば、以外を選ぶ理由がどこにあろうか。

さらっと描かれたコマだけどこの1コマにやられた。
鳥肌たった。
そしてあれだ。
相手の攻撃に必ずワンタッチを入れていくことで余裕を奪っていくジリジリとした怖さの裏にある疑いようのない味方への信頼だ。
自分のブロックが75点であっても、繋ぎさえすれば。
その先にあるものは明らかすぎる。

今までどーんとカタルシスが来ることが多かったけど、ツッキーの攻め方と同じくじわじわと、気づけば浸されているような興奮が…。
そして次回大増量ページに表紙巻頭カラーてどんだけ盛られてますか!


瀬見はピンサーからの素晴らしいセットアップを見せてさらっと退場していったなぁ。
なんだこのひとカッコいいけど完全に含みありじゃないか。
月島の包囲網に白布の身動きが取れなくなった時にどう使われるのかってことで?


心許ない後衛と言われてます日向さんに影山がなんかサインを送ったぽいのは何かの伏線ですかね。
相変わらずの身体能力、日向の縦横無尽っぷりが心の清涼剤ありがとう!


そういえばハイキュー祭り、第1次プレオーダー抽選外れたし…。やっぱすごいなー。
とりあえず2次を夜の部にして申し込んでみたがさて。

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