2014/07/28

ハイキュー!! 第119話 根性無しの戦い

派手な才能や力が無くても、自分と戦える唯一の人間が自分なのだという事実を目の当たりにした時にこそ強くなれる。
負けたこと、逃げたことを人や環境のせいにせず、しっかりと受け止めるだけの強さを得た。

待望の縁下さん掘り下げ回です。
時の流れと共に容赦無く迫ってくる世代交代。
2年生5人の中で誰か主将をという話になった時、メンバーのまとめ役として適役だと言われた縁下は未だに引きずっている負い目を口にする。
俺は逃げた。

当時烏養監督のしごきに耐えきれず逃げた。
先輩に説得されても、同期に引きずられても、それが魅力的にみえた。
部活のない快適な生活や手に入った自由な時間が、自分に新しい世界を開いてくれるんじゃないかと期待した。
実際数日はそれを満喫した。
やがてクーラーの効いた部屋の中で、あの感覚や興奮ばかりを思い出すようになった。
手放してしまったものが途方も無く大切なものに思えた。

苦しい部活に戻ることに自虐的な感想を抱きつつも、迷いはなかった。
たとえ気まずくても怒られても、ボールに触りたい。バレーがしたい。
バレーをやってない時の方が苦しかったと彼は言う。

……そう気づいても、なかなか戻れないよなこれ実際は。
自分のプライドとかが邪魔をしてそして一生後悔するパターンじゃないか。

そうやって戻ってきた3人は、負い目を背負い続けることになる。
特に逃げなかったノヤさん・田中さんに対してはその思いも強い。

根性無しだ、だから逃げた。
逃げるということに至るまでの気持ちは痛いほどわかる。
でも田中は縁下は多分どっちも分かると言う。
根性みせることもできるだろうとさらっという。

戻ってきたのは何のためかというと、バレーをするためだ。
ここで根性みせずにどこで見せるかとばかりに吹っ切れた彼の力の源は、チームメイトであり、それこそプライドだ。
うーん、山口のあの言葉はほんとに肝だなー。


そしてその山口、2回目のピンチサーバーの役割が回ってきた!
ツッキー、縁下さんそれぞれなりの励ましを受けてコートに立つ。
教え子の登場、嶋田さんの目が死んでるよつられて緊張しすぎだよ。

明らかに失敗した出だし。
ネットにかかるボールに先日の屈辱が蘇る、が。
努力した分か、ほんの少しだけボールは一歩を踏み出して相手コートへ。
運命の女神とかそういうことではなくて、積み重ねたその一歩分ということにして欲しい。

しかし武ちゃんも喜びすぎだよ。
ツッキーのあの顔も「よっしゃあー」の顔ってことでいいですかね。
はー
色々満たされた回でした。
まだ油断はならぬが……!

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2014/07/19

ハイキュー!! 第118話 土台代理

首領!きた!ドン!!縁下さん!

いやしかしついつい大地さん衝突したのが床じゃなくて田中でよかったという感想になってしまう。
そりゃ硬い骨が入る場所によっては惨事だけども、相手が動かないものに突っ込んでいくダメージって怖いと思っているもので……。
選手生命にはとりあえず支障なさそうでほっとした!

大黒柱。
烏野チーム内だけでなく、対戦相手にすらそれがしっかり伝わるほど明らかにメンタル・テクニック面での土台だった大地さんが離脱する。

皆の前では明るく負担をかけぬように、あくまで主将であった。
でも、旭さんの肩をぐっとつかんでみせた表情ときたら。
そりゃ悔しいだろう。
主将としての責任感というよりはむしろ、コートから一時的にでも去らなければならない歯がゆさか。
試合に出たい、全力でやり切りたいという想いが噴出してくるようでなんとも切ない…。


どうするんだろうと思っていたのは昔、最近ではほぼ確信に変わっていた次期主将候補。
大地さんに代わるということでのプレッシャーや不安もつかの間だった。
月島から始まり、他のメンバーもごく自然に縁下がその位置に入ることを受け入れる。
スガさんが言うように、既にごく普通のことなんだ。
ああもう嬉しいなこれ!

エースの素質とはまた別の、大黒柱の素質。
確かに技術ではまだまだ大地さんに及ばない。
でも大地さんと同じように振る舞うってことでもなく、チームメイトをよく見よく知ることによるメンタルフォロー力とでもいうのか。
各々の特徴をしっかりつかみ、全体の流れを把握し、必要時に必要なコミュニケーションを発することができる力というのを彼は持っている。
そして、みんな縁下さんがそれをしてくれることを知っている。

今までの何気ないやりとりからメンバーが感じ取ったのは、この人は自分をちゃんと見てくれているという感覚かもしれない。
それは明らかに信頼の始まりである。

特に扱いが難しいノヤ・田中・影山・月島あたりをやすやすと転がす縁下さん。
一度逃げたという負い目も自分への叱咤に変えていける強さを獲得して吼える。
烏はまだ、飛べると。


それにしても旭さんほんとにあなた大型犬ですか…リーダーには反射で従ってしまっている感がありますが何にせよいい人だよ!


で、武ちゃんは何をするつもりなのか……潔子さんに声をかけてるってことは……えっと田中のフォロー・仕上げでしょうか。


約5日間そわそわしてたけど、なんか心安らかになった。

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2014/07/14

ハイキュー!! 第117話 小さな巨人戦の途中ですが

だっ 大地さーーーーーん!


タイトル打ってて検索で野球ファンの方が飛んで来てしまいそうだなと思いました。
これハイキュー!!のファン記事です。

ツッキーにブロッカーとしての誇りの断片が見え隠れしてきた!
ヤな顔してるけど微笑ましい。


小さな巨人とまではいかないかもしれないけれど、自分の持っているものをしっかりと把握して使いこなす中島に、烏野はなかなか届かない。
彼が抜きん出ているのはまさにその把握する力で、チームの雰囲気を操り敵には精神的揺さぶりをかける。
その手腕はよく知ってるような……と思ったら自由奔放なメンバーに振り回される苦労人属性か!
中島の場合はその苦労をまさに実力の糧とするタイプで、幸運なのはそれを発揮する舞台があったということ。
強い、そしてまっすぐだ。
眩しいなぁこりゃ。

対するは烏野の苦労人、大地さん。
舌戦にも真っ向から立ち向かいチームの視野を広く保つ大黒柱っぷりはここにきて凄みを増してきた。
簡単に煽られた日向や田中を即時フォローしたあたりさすが!
大地さん・クロ・中島猛の三つ巴を見て見たいものだ。

空中戦勃発中といいますが、主将による土台戦だよねこれ!
と、思った矢先に。

影山が大地さんのアドバイスによりエースに比重を移したことで、その均衡は少し崩れる。
今までのテクニック&スピードから、パワー&ラリーへ。
自ら粘りの和久南と豪語する彼らに対して、烏野の弱点は言わずと知れたレシーブつまり粘りには弱い…。

ボールを落とした方が負ける。
つまり、試合の負担は自然とレシーブの要であるノヤさん・大地さんにかかってくるわけで。
ココ絶対獲るぞ!!と叫んだのは、チームの皆に向けてでもあり、何より自分に向けてであっただろう。

最後の大会、勝ちたい勝ってもっと試合がしたい。
スガさんの決意を思い、自分たちの3年間を思って気合いを入れた。
何度もやられたブロックアウト、これを拾えたら大きな一本になると食らいついた。
ギリギリで滑り込んでボールを拾い、さらにノヤさんがそのボールをフォローする。
それでも何とか落ちなかった近いボール、もはや反射に近い反応でもう一度。
自分の体制を保つ余裕なんてその一瞬には皆無だったろう。

これ肩から突っ込みましたね……体育館の床に……。
脱臼くらいしてそうだけど!
ほんとにそうだったら大地さんの出場は少なくともここで終わるじゃないか!
ベンチから見守るとか悲しすぎる……。
ちょっと脳震盪くらいにはならんですかね。
とりあえず待つよ来週を。

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