2016/04/25

ハイキュー!! 第203話 風をつくる

兄を誇らしく思う。
普段たとえどんなに間抜けない姿を見ていたとしても、その一瞬で塗り替えるような強烈な印象。
兄や姉が妹や弟に見せつける少し先の未来の可能性はなんてキラキラしているのか。
そして家族や兄弟だからこそ覚える絶対的な誇らしさといったものを一コマに詰め込んだあかねちゃんの表情が堪らないです。


戸美の主将、大将のやり方がしっくりこない人もいるだろうなと思っていた。
勝利のために、使える手は全て使うことを良しとする覚悟だ。
悪いことをしているわけではない。
それでも胸に溜まっていくモヤっとしたものをテクニックだと昇華できるか。
多くは行為の正当性をリーダーに求める。
大将はそれを知っていて、その身に背負ってここまできた。
また、納得できず自分の正義を貫くものも否定はしていないのだろう。
正直苦しいだろうなと感じてしまう。

や、彼の中では全き正義で苦しくないのかもしれないけれど。
自分からすると茨の道なものでどうしても。
自分と異なる信念を描き切るというのは本当に難しいのではないかと思う。
先生自身の信念が誰のあたりにあるのかは分からないが、本当に種々多様な人間が登場するものだよ…。

それでも、求めているのは一つ。
勝利、今自分のいるチームで勝つ。
ありとあらゆる手を講じてでも、納得はしていなくても、自分たちが一瞬の風をつかむためにその一手を打っているのは間違いない。
多少歪に見えても、しっかりとしたチームだ。


そしてそして、番外編。
久々の烏野たちが愛しくてしょうがないんですがもうキリがないので

嗚呼愛すべき馬鹿たちよ!
健やかなるアホの子らよ!
そしてスガさんのリアクションよ!
ふー………。

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2016/04/18

ハイキュー!! 第202話 音駒のエース

音駒のエース。
「音駒の」エースだ。
今までハイキュー!! 内で幾度となく語られてきたエースの資質とは少し毛色を異にした、それでも紛れもなく音駒のエースであった。


夜久がベンチに下がった時にチームを襲った強いショックと不安が、じわじわとした焦りとプレッシャーに変わっていく。
どうしてもクロの負担が大きくなる中で、主将が笑って見やる先は若獅子である。

いつもとは違う状況の中で元々の有利を大きく発揮しだしたリエーフを目にして、観客の空気も音駒に少し傾いてきたように見受けられる。
ただ、今のリエーフの視界には多分そういうものは入っていない。
勝つ。ボールをコートには入れさせない。相手コートにたたきつける。そして勝つ。

かっこよくありたいと思う人がかっこいい瞬間って、かっこよくあろうという気持ちがどこかに行った瞬間だったりするもんだ。


こちらも同じく後がない戸美は、音駒の喉笛に喰らいつこうと虎視眈々と狙っている。
この字面って結構皮肉だな。
穴だと狙いを定めた音駒の虎は、群れの後ろでどっしりと構えている王者ではなかったか。
静かに血液を循環させるスタイルに背かず、それでいて鋭い牙であれ。

あかねちゃんのお兄ちゃん、ターンです!


ところで先生、海っていいですよね!
次の番外編、海を期待してもいいですか?

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2016/04/11

ハイキュー!! 第201話 ぶっつけ本番

頼もしい背中がふと無くなった時に、慌てふためくか一歩前に出るかは今迄その人が積み重ねてきた時間の質と経験によるものが大きいと思う。

音駒のメンバーは確実によいものを溜め込みモノにしてきたのだ。
だからこそ縮こまらず、役割をきちんと果たすことができる。
猫又監督の笑顔がいいよ…、成長出来ることを確信している笑顔。

どちらのチームも本気でこのコートに立っているけれど、勝ち負けは何の差でつくものか。


リエーフは、少し前まで単なる身体能力のずば抜けは素人だった。
それでも恐らく、人一倍真剣にカッコいい自分をシュミレートしてきたのだろう。
こう来たらこう動いてバシっと止める、ガツンと決める。たぶんそんなことを延々と。
夜久のいないこの場面で、脳内で思い浮かべてきた数え切れない程の動きが、パターンが自らの動きに反映されていく。
ハマってくる。
見ていて鳥肌が立つほどに、自然に脅威へと成長していく若獅子がいる。

そして研磨、印象は淡白であるが、一度見えた勝ちに対する執着は凄いのではないか…。
ここぞという一手は思い切りよく、それでいて押して引いてをしながら確実に勝利を手繰り寄せる。
少しずつエンジンのかかりだしたスロースターター、まずは1セット奪取!

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